八幡平中学校の取り組み

鹿角は今、紅葉シーズンです!

10月9日、八幡平ビジターセンターの目の前にある大沼へ紅葉狩りに行きました。

するとなにやら中学校の授業の総合学習の取り組みで八幡平中学校の生徒さんたちがボランティアガイドをしておりました。

最初に生徒さんから名刺をいただき、自己紹介をして、大沼を歩く上での注意点を説明してもらい、ガイドスタートです!

大沼にはブナの木が多くあり、その木の実が熊の好物であること。 (同行した一人がブナの実を試しに食べてみると、ナッツの様な味がしたそう!) 大沼の周辺にも熊が来ることがあり、熊の爪痕が残る樹木を至るところで見ることができることなど、クイズ形式にしたり写真パネルを使いわかりやすく説明してくださいました。

そして大沼にはたくさんのワカサギと鯉が生息しているらしく、ワカサギが泳いでるのを見ることができました。

このような自然に恵まれた環境で生まれ育ち、その良さを伝えることに誇りを持って取り組んでいる生徒さんたちの素晴らしさに心を打たれ、帰り道は紅葉の美しさもそうですが、ボランティアガイドの感動の余韻がしばらく続きました。美しい自然を感じることによって心の底から込み上げてくるゾクゾクするような喜びを、ガイドを通して更に深めていく。そのことで鹿角で生活する喜びや誇り、贅沢さを改めて感じられた気がしました。

ガイド終了後、八幡平中学校の生徒の皆さんの母校でもある八幡平小学校の児童のみなさんが育てたあきたこまちをお土産に頂き、とっても大満足な１日でした。お米も早速お家でいただいたのですがとても美味しくて、丹精込めて作られた様子が目に浮かぶようでした。八幡平小学校の皆さん、ごちそうさまでした！

八幡平中学校の生徒のみなさん、大変お疲れさまでした。そして最高のガイドをありがとうございました。今回のガイドのチラシはこちら