かづの
の
コト
秋田県 鹿角市/鹿角郡小坂町
-あきたけん かづのし・かづのぐんこさかまち―
人口 鹿角市 約33000人
小坂町 約5600人
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写真提供:Cashipan(かしぱん)
鹿角市花輪出身・フリーランスクリエイター
webデザイナー、カメラマンとして東京を拠点に活動。毎年花輪ばやしや鹿角の風景写真を撮り、自身が運営する「花輪ばやしガイド」にて鹿角の魅力を発信している。
秋田県の北東部。
北東北<秋田・岩手・青森>のへそに位置する。
もともと秋田藩ではなく南部藩だった歴史もあり秋田と南部の文化が入り混じる。また鉱山時代に全国から沢山の人が行き交ったことなどから特有の文化をもつ。
十和田八幡平国立公園に囲まれ表情豊かな自然と3つの温泉郷、二つの大きな鉱山産業遺跡、縄文遺跡、代々受け継がれる伝統的な祭り、畜産、農業、歴史が生んだ郷土の料理など鹿角地域全域に渡り豊かな資源を持っている。
秋田を流れる大きな川の一つ米代川の上流にあたり、水力、地熱など自然エネルギーによる電力自給率は200%を超える。食糧自給率も100%を越え、鹿角市は秋田県では唯一、また全国の中でも「市」では唯一の永続地帯(住み続けるための食糧とエネルギーをその地域で生み出せる地域。エネルギー、食糧とも100%超は24市町村)である。
良い所も沢山あるが人口減少が悩み。20代世代が子供のころは4万人、40年前は5万人規模だった。
[国指定重要無形文化財 伝統ある祭り]
(3件保有は秋田県内でも秋田市と並び1番多い)
[産業遺産]
1300年の歴史・尾去沢鉱山/
鉱山産出額全国一を誇った小坂鉱山
明治の建築物。康楽館は明治時代から続く芝居小屋。歌舞伎公演など今も行われ現役の木造芝居小屋では日本最古。
小坂鉱山事務所は明治38年、日本一の大鉱山のシンボルとして建てられた洋館事務所。
[大湯環状列石 ストーンサークル](国特別史跡)
約4000年前縄文時代の大規模な遺跡
[旧関善酒店](国登録有形文化財)
木造建築では日本最大級の吹き抜けを持つ旧造り酒屋母屋。
[畜産・農業・食文化]
かづの牛・桃豚・八幡平ポーク・鹿角リンゴ・北限の桃・米・枝豆・きりたんぽ発祥・けいらん・鹿角ホルモン
[十和田八幡平国立公園の豊かな大自然]
南北を国立公園に囲まれ秋田県で唯一の森林セラピー基地を保有
[大湯温泉郷/湯瀬温泉郷/八幡平温泉郷 様々な泉質の温泉]
自然が生んだ恵み。他、花輪のまちなかには江戸時代から続く銭湯もある。
南部染とも言われ、京染・江戸染と並び三大染。献上品にもされた。
[スキー・駅伝のまち]
スキー・駅伝とも地元開催のインターハイ、国体、全国大会があり、学校の部活動でも盛ん。全国大会出場選手やオリンピック選手も多く輩出している。