”旧関善酒店をみんなで大掃除!の会”開催しました。
5月23日、第4回のわくわくワークを開催しました。 今回は”わげまりっこ”ことわげもののあづまりっこでもお世話になっている花輪六日町にある旧関善酒店(登録有形文化財)の掃除をしました。 関善酒店は1856年(安政2年)創業の造り酒屋でした。 1983年(昭和58年)に廃業となり、およそ130年の歴史に幕を閉じていて、現在NPO法人関善賑わい屋敷の方々が保存活用に携わっています。
この日は快晴! 思えば第1回の白欠でのピザの会、 第2回のこれからの会も雲ひとつないお天気でした。 毎回この上ないお天気に恵まれお天気の神様が味方してくれているんだ。。なんて思ったり。(思うのは自由です) 朝9時に集合してまずはNPO法人関善賑わい屋敷の大森さんから屋敷内の説明をしていただきました。 普段は無料休憩室などをお借りしていたのでなかなか2階を見ることはなかったので貴重な品々に驚き!
無地の障子と思いきや・・・
動かすと透かし絵が入っていたり(現在の修復は難しいそうです)
蒸しかまどという今や使い方を知る人もいないというかまど
(普通のかまどよりも美味しく炊けて、米がたくさんとれた地域でおかねがあったところにしかなかったのではないか・・というお話でした) まずは展示物を拭きます。
古いものは無くすのは簡単だけど無くしたら戻ってこない、でも保存・維持が大変なんだと身にしみながらていねいに拭き拭き。 拭き拭き 真っ黒!!何度も水を替え拭きあげます。
そしてすす払いをして掃き拭き。
日本最大級といわれる木造のこの架構 これを掃除するには熟練した技が必要そうです・・・
ここで10時半。一休みして
3と8のつく日に開催の目の前で行われている花輪の朝市に繰り出します! 掃除が終わる頃に合わせて白米を炊いているのでそれにあうおかず探しです!!
みんなそれぞれに買います。 あれ!!と声が聞こえたら知り合いに遭遇したり、
ごはんの前に大福を買い食いしたり。(煮干しを買い食いしているメンバーも・・・)
それにつられて大福買う人続出・・ 比内鶏のひよこがいたり
服屋かと思いきや山菜が売っていたり
気温が高かったので 口直しになりそうと購入したきゅうり。 おせどで冷やしてこよう!とおせどへ・・
ざるを借りてきたけど沈んでしまって意味ないな。。大丈夫かな・・ と思いながらこの場を後にして関善に戻ると私がきゅうりをざるに入れ冷やしに行くのを見ていた入り口で豚汁などを振舞っているお母さんたちに「袋に入れないと1本も無くなっちゃうよ!!」と助言をいただき、再び戻ってみると助言通りすでに1本落ちてなくなりそう!!
穴を開けたビニール袋に入れてお昼まで冷やします。 ワークやわげまりっこの時には恒例になりつつある おせどの水で作った麦茶をのみながら休憩。。
後半戦は障子張りと1階の掃除です!!
鏡の曇りは心の曇り。。
11人いても半日では隅々とまではいきませんでしたが、この日予定していた部分の掃除を終え、 お昼ご飯です!
たけのこの煮物に、マグロに、佃煮、さつま揚げに、おばあちゃんてづくりの紫蘇巻き梅漬け たらこにすじこ、そして!生卵!卵かけ御飯!!!にきゅうりに唐揚げ! 意外に好評だったのが煮干し!! スーパーのものより柔らかくツヤツヤ噛めば噛むほど味が出て、箸休め(?)に食べる人続出! おかずをおすそ分けしあって予想以上にたのしい食卓。 ご飯が足りないほどでした。 この企画またやりたい。。
そして、最後に大森さんのお話。この関善を維持するための思いや鹿角の歴史のお話に触れ、改めて地元でも知らないことが多いなあと感じます。 今回、メンバーのほか興味ある方の参加も募集したのですが、おとなり大館市と青森県弘前市から申し込んで参加してくれた方もいました。 鹿角メンバーではなく市外からの参加者の方から「そう、鹿角の歴史っておもしろいんですよ」と逆に私たちが教えてもらう場面もあり、反省しながら関心の幅を広げていきたいなあと感じました。 終了後は記念写真
今回も新たな出会いや発見、気づきもありたのしいワークでした!!とても貴重な体験だったのでまたこんな機会を作れたらいいなと思います。 進行中の先月読札を公募した鹿角弁かるたは現在読札の応募作品の発表準備中です!もうしばらくお待ちください! 今後も鹿角を改めて知る新しいコミュニティの場として 話し合いの場「わげもののあづまりっこ」やワークを開催していきますので 興味ある方はお気軽にご参加くださいね♪ 旧関善酒店利用案内 開館:10:00~17:00(冬期間は変更あり) 休館日:毎週木曜日(3と8のつく日は花輪朝市につき開館、翌金曜日休館) 入館見学料:有料 一般(個人)の方 - 入館料としてお一人 500円(必要により案内人付き) 団体(10人以上) - 入館料としてお一人 400円(要予約、案内人付き) NPO関善賑わい屋敷事務室 電話・FAX 0186-23-7799