夏だ!祭りだ!花輪ばやしだ!花輪ばやしツアーしました。
毎年8月19・20日に行われる花輪地区の2つの神社に奉納される祭礼ばやし、”花輪ばやし”に 県内各地からお友達がお友達を連れて7人のわげもの(若者)が見にきてくれました! 先日のあーちゃんによる花輪ねぷたツアーに続き来てくれた子も! 本当にはるばる秋田の端っこの鹿角までようこそ!! 感謝の気持ちを胸にご案内した様子を見所を交えながらお伝えします! まずは10台の屋台が一堂に会しパフォーマンスも交えながら観客を魅了する駅前行事。 19日の桟敷席は満席で、桟敷の外から見る人でも溢れていました。
うおー!1台でもすごいのになんだこれ!! すげーすげー! と華やかな屋台が一つ一つ入場して増えるごとにに感激する声も。 他のお客さんも身を乗り出してカメラに収めていました。 町内によって屋台の作りや太鼓の叩き方、テンポが違うのもわかってそれも魅力的。 10台並んだ屋台は圧巻。今年は初めて本ばやし10町合同演奏が行われました。
またみんなが言うには鹿角は美男美女が多いそうです。 (きてくれたみんなも秋田美人秋田美男!!) お祭りに真正面から向き合う姿がよりそう見せるのかもしれませんが 美男美女探しもたのしんでいましたよ(^∀^)笑 地元の鹿角美人も交えみんなであーきーの町内の屋台の前で記念写真を⭐︎
ほんの少しの休憩を挟み、 午前0時から朝詰運行がはじまります。
午前0時半ごろの秋田銀行交差点。 日付も変わり各町内を出発した屋台は これから神様にお囃子を奉納するため産土神様が置かれた新田町にある枡形へ向かいます。 お祭りというと大体夜寝る頃には終わるものですが 神様は真夜中に通るといわれるため、これがこの祭りの本番でもあります。 通りに沿って隣合う10町内のお祭りですから、屋台を運行していると目的地に向かうには他の町内の敷地も通らなければなりません。 その境目ではこのように通行許可を取るため町境の挨拶が行われます。 ここは大町・新町・旭町、3つの町の境目ということもあって一つの見所。 外交長が通行許可をとるために押し合います。
そして3台の屋台が接近してお囃子の競演!! 大迫力なみどころです!
この町境の挨拶は10町の境目7箇所で行われ、これを経てどんどん屋台が連なって目的地へ向かいます。 19日20日それぞれ駅前行事に向かう際と、 20日未明の朝詰パレードの際に先頭の屋台についていくと見ることができますので 是非みたことがない方は来年チェックしてみてくださいね! 要所要所で提灯をあげて伝令を交わす姿もかっこいいです。
そしてこれがその町境の挨拶で一番激しい六日町と谷地田町の対決!! その様子はファンも多く真夜中1時40分だというのにここには子供からお年寄りまでたくさんの人が見にきていました。 もともとこの2町内の境目が曖昧だったらしく、その陣地争いで昔は屋台がずっと奥まで押しやられるほどだったとか。 その名残でこの朝詰での六日町・谷地田町境の挨拶は激しく大きな見所となり、他の町境の挨拶にも影響、発展したそうです。
メモ:夜中1時半ごろ、たむら呉服店前 六日町と谷地田町の対決 チェックですよ。
子供もこの日は朝まで頑張ります。
午前3時。町境の挨拶を経て連なった屋台はそのまま稲村橋へ整列。 これもまた幻想的です。
そしていよいよ産土神様のいる枡形へ。
華やかな雰囲気は一転。厳粛な雰囲気に。 お神酒を捧げ参拝しそれぞれ各町内の得意曲を奉納します。 耳に馴染みのある本囃子とは違った雰囲気でこちらもかっこいい。
10町の奉納が終わる頃には空は白んで気温もぐっと下がります。
最後に行われる手締めのサンサ サンサは「サンサンサントセ、オササノサントセ、ヨイヨイヨーイ」と3回繰り替えされる花輪独特の手締めの音頭です。 神様へ会う意味もある「参(三)」から発生している産土の神への祝い言葉で安全に運行を終えた節目節目で行われます。
これを終え再びお囃子を演奏しながら屋台は町内へ帰って行きました。 町内へ着く頃には朝の6時。 そして再びお昼過から二日目の町内行事がはじまり、再び行われる駅前行事のほか赤鳥居詰という見所もあります。 まだ見たことはありませんがそのあと21日未明まで続くお囃子の競演や演芸があり寝る間もなく続くのだから本当に体力的にも大変なおまつりです。
参加町内の方たちは安全に運行できるよう数ヶ月も前から準備をされています。 途中貼られていたこちらのポスター。 やはり高揚するお囃子を聞いたり楽しそうな姿をみているとウズウズ自分も混ざりたくなってくるもの。 「鐘やってみたい!」 「太鼓やりたい!」 「まざりたい!」 って声も聞こえてきましたが 右下に祭り参加への窓口の連絡先が!!! 参加できるんだ!!とわかって来年への期待が広がったようでした。 すっかり本ばやしのメロディーにとりつかれたようだったので来年も待ってますよヽ(*^ω^*)ノ!
こちらは新町・旭町・大町の下三町のポスターでしたが、 若者頭協議会が窓口となってお祭りの参加者の募集や人材育成がされていて数ヶ月前から初心者も対象にした三味線や笛、踊りの練習会、夏休みに入ると太鼓練習なども行われています。 友人や職場のつながりを経て町外の人も参加する人も多くなってきているようです。 伝統を受け継ぎ保存するためにも、是非門を叩いてみては如何でしょう(^^)! お祭りが終わるとちょっと寂しい気持ちにもなりますが今年も熱い2日間でした★
多くの見所と共に一番の魅力はこの祭りに全力で向き合い誇りに思い受け継ぐ人たちから伝わって来る空気感です。 子供も若者も大人もみんなが一生懸命に取り組む姿はとっても素敵で誇りです。 案内することで改めて鹿角の魅力を私自身も感じることができました。 ハードに連れ回してしまった花輪ばやしツアーでしたがまたおじいちゃん、おばあちゃんになったときにでも懐かしんできてくれたら嬉しいです!! 花輪ばやしを見たことがある人もない人も、また来年、是非鹿角へ花輪ばやしを見に、かだりに(一緒に参加しに)きてけれ〜ヽ(^^)ノ はるばるありがとうございました!! ・・・・・・・・ 花輪ばやしは終わりましたが、鹿角の祭りは続きます。 ・毛馬内の盆踊り(8月21日〜23日) 同じく国重要民俗無形文化財に指定され、秋田県の3大盆踊りにも数えられています。 こちらは毎年あーちゃんが出演しています。とっても踊りも上手で容姿端麗、美しい!! これもみどころですよ〜!あーきーファンも多いですが、あーちゃんファンも多いのです★
・花輪の町踊り(8月下旬〜9月上旬)
こちらも是非!