元気UP鹿角に参加してきました
先日オープンしたばかりの鹿角市文化の杜交流館コモッセで一般社団法人鹿角青年会議所の主催で元気UP鹿角と題したパネルディスカッションが行われ、私はパネラーの一人として参加させていただきました。 当日は花輪高校吹奏楽部の定期演奏会や市内団体の会合なども重なりたくさんの人が訪れていました。 宿題する子がいたり、毎日帰りに遊びに立ち寄っている子がいたり、お喋りなど交流の場として使われていたりオープンからまだ1週間ですがそれより前からみんなに使われていたような気がするような様子になんだか心が温まりました。
(今日は写真を何も撮っていないので、コモッセ内覧会のときの写真をいくつか掲載しますね。 まだ行ってない方は是非!) ・・・・・
さて、今回の元気UP鹿角のパネルディスカッションでは、 冒頭で現在置かれている秋田県の少子高齢化、人口減少問題にふれられ、 その後私をふくめた市内で活動する6人のパネラーがそれぞれ携わる活動について紹介したり活動を通して感じている点などをお話ししました。 そして最後には会場に集まった方々全員で今後鹿角にとって必要なことはなんなのかということの意見交換をする時間が設けられました。集まった方たちは総勢40〜50名ほど。若者会議のメンバー達や普段仕事でお世話になっている同世代の友人も参加してくれていたので、前に出て話すことに緊張していた私ですがとても心強かったです。 それぞれに置かれる環境や境遇は違いますが、パネラーのみなさんも会場にこられたみなさんも鹿角を思い活動されているということがとても伝わりました。 個人的には、質問に的を得た答えを要点をまとめて話す難しさを感じ、 じぶんの話の下手さに後から後からあれを言えばよかったと反省してますが たくさんの方の意見を聞いてなるほどと共感したり、勉強になることも多かったです。 最後の意見交換で出た意見では、 世代や所属の枠を超えた意見交換、つながりを大切にし、みんなで協力していく というものや、なんでもチャレンジしやすい土地の空気作り などが多くあげられていました。 話の中で土地のマイナス面の気風の一つとしてあげられていましたが 実際に世代間の価値観だったり考え方の違いで壁ができたりしてしまったり、 ”閉鎖的” ”新しいものを受け入れない” ”否定的” ということは鹿角に限らない地方での問題点としてあげられることが多いかもしれません。 いやだと思って離れるのは簡単です。私も嫌だと思って離れていました。 でもエネルギーはいるけど寄り添うことをしなければ、どこにいっても住みづらいのは変わらないかもしれません。 今回会場に集まったのは20代から40代がメインでした。 これからの時代を担っていく世代でもあるかもしれませんが、 ”鹿角”と考えた時にいつの時代もたくさんの世代が同じ土地に暮らします。 そしてすべての世代育った環境は違います。 20代の私が記憶にある中でも時代はどんどん変わっていったし新しいものがどんどん生まれているのでこの50年だけでも全く環境が変わったと思います。 それも理解した上で価値観を押しつけ合うのではなくお互いを尊重しながら土地を誇りに思うことができなければ生活の中で知らず知らずそれが不満に変化していまうのかもしれません。 私も無意識に何かを否定してしまっていることは多くあり反省することも多いです。 無知ゆえに失礼をしてしまうこともあります。 その時の一過性の価値観で地域にあるものの価値を0にもできるし100にもできると思います。 無くしてからでは遅いものもあるかもしれません。 便利さだけを追求すれば良いかというとそうでもないし、本来残さなくてはいけないのは昔ながらの暮らし方かもしれません。
何が良くて何がダメとは誰も決められないと思いますが、 私たちの暮らす土地が持っているものや環境に見合ったことを探していけたらいいな。 と今回の会を終え感じました。 若者会議でも地域を知ることをテーマに活動を計画中です。 仲間がどんどん増えてきて、その仲間の言葉に元気付けられたり気づかされることも学びも多いし、 実際の企画活動の中で気づくこともあり、初めてよかったなあと思っています。 第1回の白欠集落での雪見ピザや、第2回のかづのについて意見を出し合った”これからの会” そして現在のかづの弁かるた募集。 どの回も知らなかった鹿角の一面や人の魅力を感じるもの、 自分自身が鹿角を見つめ直す機会になっていて反省もありながらも楽しいし、 こうしてじぶんの住む地域について考えたり行動する人、仲間がいるのはとても幸せなことだと思っていま す。
たくさんの人の声を聞けて、みんなそれぞれに鹿角に対して思いを持っていると言うことがわかり、 地域の資源や文化はもちろん人との交流も大切にしながら楽しい鹿角生活を送っていきたいなと改めて感じた1日でした。 鹿角青年会議所の皆さん貴重な機会を有難うございました。