秋田内陸線縦貫鉄道の旅《後編》~わかもの新縁会~
後編はわかもの新縁会の様子をお知らせします。
角館駅に着いたのは10時半。駅から出てすぐに、スタッフの方たちが到着したところに遭遇しました。
わかもの新縁会は秋田県若者会議が主催の企画で、秋田内陸線縦貫鉄道のお座敷車両を貸切って若者の新しい縁をつなごうというもの。一般参加者としてかだってきました。
11時を過ぎると、続々と参加者が集まってきました。私にとってほとんどが初対面の方ばかり。人が集まるにつれ、徐々に緊張。
そういえば角館駅には長靴の貸し出しがあり、親切だなぁと感じました。
人が集まるのを待っている間に、“衝撃的な出会いその1”がありました。
なんと、トラ男プロデユーサー武田昌大さんが参加していらっしゃる!!
武田さんは、シェアビレッジの仕掛け人としても大活躍中です。
いい日になりそう感が高まってきました。
12時を過ぎたあたりで乗車開始。ぞろぞろと駅に向かう参加者は32名。
なんとなく、32名っていいですよね。一つのクラスみたいで。
まずは好きな場所に座ってコップや付箋、ネームホルダーなどが配られます。
スタッフのなかじーさんが説明していると、唐突に発車!笑って少し緊張が解けました。
すぐに席替えをします。今回は名前の早い順です。私は一番でした。
ちなみにこの席替えがなければ、“衝撃的な出会いその2”は生まれませんでした。
席について自己紹介と来年度頑張りたいこと、してみたいことを発表します。
ここで自分が持ってきたおすすめの逸品を紹介しながら試食をしました。
私のオススメの逸品は、刈谷食品の「シソ巻あんず」と「シソ巻大根」。特にシソ巻あんずが小さいころから好きで沖縄にいたころもよく送ってもらっていました。
そこで隣の方が一言。「私の祖母の家鹿角の花輪なんですけど…。」
ここで鹿角とゆかりのある人に出会うとは。今日はすごい日だなーと思って、おばあちゃんち、花輪のどこなんですか?と聞くと、私の親戚の家がある地区。
まさかと思ってよくよくその方の名前をみると、なんと県外に住んでいるはずの親戚でした。会うのは10年ぶりくらいだったでしょうか。
進学の為秋田に来ているとのことで、様々な偶然が重なりに重なって生まれた、衝撃的な出会いその2でした。いやー、いい日。
他のグループも色々な逸品がテーブルに並びました。席替えをしながらいろいろな人の頑張りたいこと、してみたいことを聞くことができました。
そんなこんなでまたもやあっという間に鷹巣駅に。
武田さんに鷹巣の駅前商店街を案内してもらいました。
のーそんにも行って、農産物ではなく、鷹巣の人はみんなこれを食べて育つというル・デセールを購入。
角館への帰り道は宴会です。残念ながら私はノンアルコール。
鹿角にもよく来てくれるHiroさんはミニバーを出店していました。さすがです。
来るときには一人で見た絶景も、みんなでワイワイしながら見るとさらにいいものに見えますね。
気付けばもう角館駅。宿泊先で2次会がありますが、悲しいことに次の日用事がある私はここでお別れをし、鹿角に戻ります。
駅前で集合写真を撮って、時間ぎりぎりで帰りの車両に乗車。
一人で2時間はさみしいなあと思っていたら、なんと武田さんも阿仁合まで帰るということで、帰り道すがらお話を聞くことができました。ほんにいい日。
阿仁合で武田さんとお別れをし、一人でさらに1時間。途中の合川駅のホームはちょっと怖い。
鷹巣駅に着くころにはもう真っ暗でした。帰りの車両はみどり。
程よい尻の痛みと充実感のある疲れとともに改札を通り、鹿角へ向けてさらに1時間車を運転して帰りました。
自宅に帰り着いたころにはもうへとへとでしたが、たくさんの人と友達になれた喜びで大満足。新“縁”会の名に違わない素晴らしい会でした!!
この一日の様子をもっと詳しく知りたい方は、フェイスブックの過去のイベントページをご覧ください。すてきな写真がいっぱいです!カメラほしいなぁ…。