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秋田内陸線縦貫鉄道の旅《前編》

秋田内陸線縦貫鉄道。

私は今までその存在こそ知ってはいたものの、乗ることなく27年間生きてきましたが、3月14日、ついに人生初乗車。しかも1日2往復!内陸線は秋田の真ん中辺を走っています。

秋田は緑が多いですね

朝、雪がちらつく中一人7時に鹿角を発ち、8時過ぎに鷹巣駅に到着。

JRの鷹巣駅の隣に内陸線の鷹巣駅がありました。

駅舎

当日に限り乗り放題!

土日祝日限定販売のホリデーパスを2千円で購入し、改札を通りホームへ。

そこには青い車両が1両だけ。

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普段、花輪線を走る2両編成の電車を見ると「さびしいな…」と思ったりするのですが、1両しかない内陸線はなんとなく「めんこいな」という感じでした。大都会の人なんかは花輪線の2両列車をみるとめんこいなと思うのでしょうか。

車両の中に入ると暖房が効いていてホンワカしました。バスっぽい内装に少し驚きつつも結構空いていたので、ボックス席に。

角館までは約2時間。走り出すといつも見ている景色とさほど変わり映えのない景色が続きますが、不思議と飽きることなくぼーっと眺め続けられます。

田んぼかと思われます。

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小さい!

途中駅のホームでは、誰かはわかりませんが、おばあちゃんが手を振ってくれていてほっこりしました。(ちなみにそのおばあちゃんがいたのは小渕駅ではないです。私だけに見えていたとかではないです。)

阿仁合駅で青い車両に別れを告げ、お座敷車両と連結している急行の2両編成の車両に乗り継ぎ。(お座敷車両は申し込みをしないと乗れません。)

色々な色の車両がありました。

この急行には添乗員さんがいて、声を掛けてくれたり、パンフレットをくれたり、各駅がある地域の解説をしてくれたりと、細やかなサービスと心配りをいただき、とても嬉しかったです。それだけで内陸線が好きになりました。というか、車内販売があることにかなり驚きました。途中の絶景ポイントではスピードダウンもしてくれます。トイレもあり〼。

秋あたりはさらに綺麗そうです

と、なんやかんやとしているうちに、角館に到着。あっという間の2時間でした。

さて、本日の旅の目的は、ただの暇つぶし一人旅ではありません。

実は、内陸線のお座敷車両を貸し切って開催される“わかもの新縁会”に参加するために角館まで来たのです。

その“わかもの新縁会”の様子は後編でお伝えします!

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